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慢性腎不全は、身体障害者手帳の交付を受けることができます。
腎臓の状態により1級、3～4級に分けられています。施設で詳しく教えてもらい、忘れずに申請手続きを行いましょう。

身体障害者手帳

身体障害者の方が、各種の福祉制度を利用するために必要な手帳です。

対象 上肢、下肢、目、耳、言語、心臓、腎臓、呼吸器、膀胱、直腸、小腸などに障害のある方

窓口 福祉事務所など

高額医療費支給制度

本人または家族が支払う医療費が一定金額を超えた場合、超えた医療費が高額医療費として戻ってくる制度です。

窓口 社会保険事務所など

更生医療

身体上の障害を軽くしたり、取り除いたり、あるいは障害の進行を防ぐための医療の給付を行うものです。
（※更生医療の使用は、更生医療の指定医療機関に限られます。）

対象 18歳以上で、身体障害者手帳の交付を受けた方

窓口 福祉事務所など

重度心身障害者医療費補助制度

重度心身障害者（児）に対して、医療費の一部を補助し、保健の向上と医療費負担の軽減を図る制度です。
※地方自治体の単独事業のため、名称・対象範囲が異なる場合があります。

対象 身体障害者手帳１級、３～４級の交付を受けた方

窓口 福祉事務所など

その他

育成医療、障害基礎年金、障害厚生年金、障害共済年金等の制度があります。

日常生活用具の給付

重度障害者（児）の日常生活を、容易なものにするための用具が給付されることです。
腹膜透析の場合は、バッグ加温器が「透析液加温器」に指定されており、３級以上の身体障害者手帳の所有者に給付されます。

種目 透析液加温器

対象 腎機能障害３級以上の交付を受けた方

費用 世帯の所得税などにより費用の負担があります

窓口 住民票のある市役所・区役所・町村役場の福祉課または福祉事務所など

必要書類
・身体障害者手帳
・日常生活用具給付申請書
・取扱業者（販売店）の作成した用具購入費の見積書
・印鑑

手順
[1] 必要書類を住民票のある役所・役場の福祉課または福祉事務所に提出しますと、患者さん及び取扱業者とJMSに通知が出されます。

[2] JMSは患者さんへ加温器を配送し、患者さんの署名と捺印をもらった給付券を受取り、福祉事務所に送ります。