誰でも災害時の生活は不安なもの。
いざというときに備え、特にPD患者さんが気をつけておくべきことを下記にまとめてみました。
日頃からの物品の準備や心構えのために、どうぞ参考にしてください。
腹膜透析患者さんの準備
1.透析内容を記録ノートに記載し、すぐに持ち出せるようにしておきましょう。
2.服用している薬の内容を理解しておき、紙に書いて非常用袋に入れておきましょう。
3.身障者手帳・緊急連絡カードの常時携帯を習慣にしてください。
4.現在通院中の医療機関が透析不能になった場合に備え、自宅に近い他のPDを行っている施設を知っておきましょう。
5.日常生活では体調を常に良い状態に保つように心がけ、体重の増減に注意しましょう。
6.災害時は外部との連絡が困難となります。事前に、緊急時の所在場所や携帯電話番号などの連絡先を、病院やJMS担当者にお知らせください。
また、事前に緊急時の連絡方法を確認しておきましょう。
7.災害と宅配日が重なった場合など、通常通り宅配されないケースが想定されます。万一に備え、透析液・器材や内服液を5日分程度在庫として保管しておきましょう。